サラリーマンとかしているとさ、毎日通勤と仕事のルーティンで、それが人生の全てでつまらない人生だって良く言うじゃん。
俺も思ってたよ。
毎日同じことの繰り返しで、何が楽しいんだってね。
けどさ、ありきたりだけど病気になって、
一時期
自分では起き上がることもできなくなって、
寝返りもうてなくなって、
あぁ、変わらない日常って、幸せだったんだなってつくづく感じたよ。
若い頃はさ、
毎日、毎日、刺激が欲しかったんだよ。
毎日が違って、毎日がドキドキ、ワクワクするような。
そんな毎日が欲しかった。
けどさ、毎日がドキドキ、ワクワクしてたらさ、今度はそれが日常になるんだよね。
サラリーマンの通勤と仕事のルーティンと同じように。
そう考えるとさ、「刺激が欲しい」「刺激が欲しい」って追い求めても、一生満たされることは無いんだよね。
登山とかに例えると、最初は低山登って満足していたのに、
それじゃだんだん満足できなくなって、エベレスト登っても満足できなくて、
最終的にどうすりゃいいんだってなるよね。
人間の欲求には上限はないね。
凄いし、切ないね。
逆にさ、この世界は不思議で、生きているだけでも奇跡だって事に気が付くとさ、すっげー心が満たされるんだよ。
何かしたいとかさ、何になりたいとかじゃなくて、ただ、ただ自分が存在していることの不思議さに目を向けるだけで世界は変わるよ。
後、余談だけどさ刺激が欲しければ、いろんな人に会うのが一番だと思うよ。
人のストレスのほとんどは人間関係で、ストレス=刺激でしょ。
体に良いか悪いか別として、刺激だからね。
どんどん人と会えばよいよ。
そして、その中からもし良い友達が出来れば人生素敵だね。
人生は今日も不思議で、世界は常に不思議で美しいよ。

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